東京100発ガール
小林聡美「東京100発ガール」 幻冬社 幻冬社文庫(2003/8/4)
『三十歳ともなれば、酸いも甘いもかみ分けたクールでイカした大人の女、
のはずが、彼の誕生日に花ドロボーになり、
禁断のエステで新たな快楽に目覚め…以下略』
ようするに結婚直前のエッセイ集ということだが、
夫婦そろって日常生活の恥ずかしいところを
世間の不特定多数の人にさらすということは、
大変珍しいに違いない(笑)。
そして、夫婦そろっての仕事で、
日本人の幸せ度を10%くらいあげているに違いない。
もっとかな。
これはある意味、もっとも幸せな夫婦でもあるということですね。
いずれここに登場する「ありふれた生活」とセットで読むと、
つながりがわかったりして面白いかも。
公衆の面前では読まないことをお勧めします。
笑ってしまうから。
幻冬社
出版元。出版社の中では、他とは違うかなり独自性の濃い経営戦略をとっているらしい。詳しくは知らないです。