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蛍・納屋を焼く・その他の短編

村上春樹 「蛍・納屋を焼く・その他の短編」 新潮社 新潮文庫(2003/8/11)
とても不思議な7つの短編。後味が良いとか悪いとかではなく、
不思議な話。

『…要するにね、そこに蜜柑があると思いこむんじゃなくて、そこに蜜柑がないことを忘れればいいのよ。それだけ』
『インディアンを見ることができるというのは、インディアンはいないってことです。』

とりとめもないことを言っているような、
何かとても重要なことを言っているような、
文章の雰囲気に加えてこのような“言葉”の数々。

もう少し他の本も読んでみれば、
わかるようになるのかな。

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