にんじん
ジュール・ルナール、大久保 洋 訳「にんじん」 講談社 講談社文庫
『赤毛の少年“にんじん”と冷たく頑固な母親との対立を中心に、宿命的な親と子の感情生活の機微を軽妙なタッチで捉える…(以下略)』
これの前に読んだ本に比べれば、とても読みやすく(笑)
どんどん進めていけた。
けれど、文体の割になかなかひどい仕打ちがあって
(これは時代の違いもあるんだろうけど)
気持ちよく読めるというものでもない。
短いエピソードの集まりなので、
そういう意味でとっつきやすい本。
書評って難しい。